鎌倉駅東口より小町通りを通って徒歩6分。豆菓子販売店「鎌倉まめや」の小町通り店は、紫色の布看板が目印です。


鎌倉まめやのルーツは、神奈川県中郡二宮町で落花生の加工卸を開始して、創業から60年以上の歴史を持っています。現在は鎌倉を中心に自社製の豆菓子を扱ったお店を展開していますが、健康にやさしい大豆を中心に味わいのある豆菓子たちが「鎌倉みやげ」として人気を集めているのです。


今回は、鎌倉みやげに最適な「健康豆菓子」を提供するお店、鎌倉まめや 小町通り店を訪問したレポートをお伝えします!



鎌倉まめや小町通り店の案内

鎌倉まめや小町通り店は、鎌倉駅東口改札を出て徒歩6分に位置します。  


駅東口ロータリーから小町通りに入り、鶴岡八幡宮に向かうと左手に紫色の鎌倉まめやのロゴが入った布看板掲げたお店が見えてきます。


軒先には鎌倉まめやが自信を持っている豆菓子たち。綺麗かつ丁寧に陳列されていて、観光客にも見やすく品物を選びやすいお店です。



鎌倉まめや小町通り店の営業時間

鎌倉まめや小町通り店は、午前10時から午後6時の時間で営業しています。年中無休でお店が開いているので、豆菓子を味わいたいときや鎌倉へ遊びに来た際は気軽に立ち寄れるお店です。


お店に取材へ伺った際は平日の午前中でしたが、団体客でお店がにぎわっていて、お気に入りの豆菓子を探しつつ手に取っていた姿が印象的でした。



鎌倉まめや小町通り店・店長の清元さんにお話を伺いました

落ち着いた和の雰囲気がただよう店内に、鎌倉みやげを求める団体客でにぎわう鎌倉まめや小町通り店。お店では店長の清元さんと、他におふたりの女性販売スタッフさんがいらっしゃり、取材に伺った私を温かく迎えてくださいました。


「師走」である12月のお忙しい時期にお時間をいただき、店長の清元さんに「鎌倉まめや」の成り立ちやお店の特徴でもある「季節商品」の決め方、加えておすすめの豆菓子を教えていただきました。


鎌倉まめやの豆菓子は「精進料理」に通ずる


「鎌倉まめや」は1954(昭和29)年に神奈川県中郡二宮町で落花生の加工卸業を始めたのが発祥です。のちに茅ヶ崎市で工場や倉庫、小売店を開設するなどを経て、1988(昭和63)年に鎌倉市で初めての店舗を開店します。その後、初代社長であり創業者である桐山 茂さんが亡くなり、2代目社長の桐山 章伸さんに引き継がれたと同時期に鎌倉へ本格的に移転しました。


鎌倉への移転について、桐山社長により「神奈川の中で名産を作りたい」「鎌倉は仏閣が多く、地域に肉を使用しない「精進料理」が鎌倉時代から広まっているので、落花生や大豆をはじめとした豆菓子の健康的なイメージが合うと考え、お店を出してみたいという気持ちがあった」とのこと。


精進料理の文化が地域に浸透している鎌倉と、健康的な豆菓子を提供する鎌倉まめやの熱い健康に対する思いが通ずると感じ取れるのではないでしょうか。


鎌倉まめやの季節商品は○○で決めている


鎌倉まめやの店舗で展開されている豆菓子商品は、多彩な種類がそろっていてどの品物を選ぼうか迷ってしまうほど。


その中で、目玉となっているのは「季節のおすすめ」と「今月のお豆さん」と呼ばれる期間限定商品。取材に伺った時期はちょうどお正月が近づいていたこともあり、期間限定の「招福豆」が販売されていました。


清元さんのお話によると、季節のおすすめのテーマや今月のお豆さんの味について、「各店舗のスタッフによる意見交換」により決めているとのこと。小町通り店も含めた各店舗のスタッフのうち、それぞれ一人ずつ代表で出席。街なかで見かけた気になる物事や見聞きした流行の商品、お客様からのリクエストや意見を反映し、話し合いで決めているそうです。


12月のお豆さんは「いちごのショートケーキ」とクリスマスを意識した、いちごとバニラの味付けをしているピーナッツ菓子を販売していました。


お店のみなさんによる意見が反映されて商品を開発している点に、鎌倉まめやの「豆菓子へのこだわり」が強く感じ取れます。


鎌倉まめやは幅広い年代に愛されている


鎌倉まめやは、子どもやお年寄りまで幅広い年代に親しまれている点も魅力です。親しまれている理由に「季節のおすすめ」商品が定着している点を清元さんはお話されていました。


「お客様が何度いらしても飽きないよう、季節ごとに違った商品を季節のおすすめとして提供しています。しばらくして、またお店にいらしても違ったテーマでお客様が喜ばれるように取り組んでいます」


清元さんがお話されていたとおり、今月のお豆さんは毎回その時期に合わせた果物や野菜をモチーフにした商品ですし、季節のおすすめについてもクリスマスやお正月とイベントに合わせた商品で、飽きの来ないメニューで来店されるお客様を喜ばせているのです。


取材に伺った当日も、若い女性やご年配の男性のお客様をはじめ幅広い年代が鎌倉まめや小町通り店にいらっしゃり、一つひとつの商品を楽しく見て回って選んでいる姿が見受けられました。鎌倉みやげに選ばれる理由についても、お客様が笑顔で商品を選んでいる姿から感じ取れます。


鎌倉まめやで売れ筋の商品ベスト3


それでは、実際に鎌倉まめやで人気となっている売れ筋豆菓子商品の上位3点を、清元さんより教えていただいたのでご紹介します。それぞれが、鎌倉みやげに向いている人気商品ですので、お店にお立ち寄りの際はチェックしてみるとよいかもしれません。


3位.湘南ミックス

名前の通り、複数の豆菓子がミックスされています。その数はなんと20種類以上。1袋で色々な味を欲張りたいならおすすめの商品です。豆菓子だけでなく小魚の煮干も入っているので、ビールやお酒のおつまみに最適ではないでしょうか。


2位.青さわさび


ピーナッツを青さ海苔でトッピングして、ピリッとしたわさびと塩の味付けに仕立てた商品です。辛さをほどほどに抑えているので、おやつとして食べやすいピーナッツ菓子となっています。


1位.マヨネーズピーナッツ

ピーナッツとマヨネーズを和えて小麦粉を使い、塩味に仕上げた商品です。少し平たくなった形のお菓子は、程よい塩加減でピーナッツの歯ごたえも感じられる美味なお菓子に仕上がっています。



鎌倉まめやの商品を実食してみた


取材終了後、鎌倉まめや小町通り店にて商品を購入しました。今回は売れ筋商品第3位の「湘南ミックス」を実食してみた感想です。


ピーナッツや黒大豆、そら豆、アーモンド、小魚の煮干が入っており、よく見るとひまわりの種も入っているアソートは、一つの味に決められない方にはうってつけの品物ではないでしょうか。塩気と甘み、それぞれの味がする豆菓子を交互に食べていくと、知らぬ間に緑茶が恋しくなるような、のどかな気持ちになります。


お酒やビールのおつまみにもいいですが、普通にお子さんのおやつにも合うやさしいお菓子。ハマると毎回お店へ買いに出かけたくなりそうです。



まとめ

店長の清元さんを始め、お店のスタッフの方々の笑顔と和のテイストが漂う明るい店内が強く印象に残った鎌倉まめや小町通り店。


鶴岡八幡宮をはじめ鎌倉の各観光スポットに近く、お近くを訪れた際は立ち寄ってもらいたいお店です。大河ドラマの舞台ともなり、今後ますます鎌倉へいらっしゃる観光客も増えるでしょう。


小町通り店と同じく鎌倉市内には、「長谷の大仏」近隣に長谷本店、鎌倉駅ビル内にシアル鎌倉店を構えています。観光のおみやげに鎌倉まめやの豆菓子を買って帰りやすくなっているのです。


みなさんも、豆菓子とスタッフの方々の笑顔に癒されてみてはいかがでしょうか。鎌倉観光の際はぜひ、鎌倉まめやの店舗に足を運んでみてください。



■ 鎌倉まめや 小町通り店


ホームページ

mame-mame.com


住所

〒248-0005

神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-38


電話番号

0120-395-402


営業時間

平日 10:00-17:00

土日祝 10:00-18:00


定休日

年中無休


アクセス

JR線「鎌倉駅」東口より徒歩6分



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