冬になるとコタツに入りながら食べたくなるみかん。毎年、様々なブランドが各地で誕生しており、食べ比べを楽しめるようになりました。


みかんブランドの1つに岐阜県の「南濃みかん」があります。南濃みかんは岐阜県海津市で採れるみかんとして、地域の方々に親しまれてきました。最近では、その美味しさが全国的に広まり始めています。


今回は、岐阜県海津市にある「道の駅 月見の里南濃」で、南濃みかんの魅力について伺ってきました。



南濃みかんは時期によって「極早生・早生・蔵出し」と味を変える?


南濃みかんが作られている岐阜県海津市は、年間の平均気温が約15〜16℃のため、みかんの栽培には最適な地域となっています。岐阜県唯一のみかん生産地であり、秋〜冬にかけて生産をしています。


南濃みかんの特徴は、酸味と甘味が丁度いいバランスになっていることです。今でこそ糖度の高いみかんは市場に多く存在しますが、南濃みかんは、酸味も美味しさの1つとして考え、昔ながらのみかんの美味しさを大切にしています。


例年10月〜12月頃にかけて収穫され、「極早生」「早生」「蔵出し」と時期によって名前を変え、販売されています。


10月頃から販売される南濃みかんは「極早生みかん」と呼ばれ、酸味がやや強く、甘酸っぱい香りが特徴です。11月〜12月頃は「早生みかん」と呼ばれ、酸味と甘味のあるジューシーさが特徴になります。そして1月〜3月頃は「蔵出しみかん」と呼ばれ、南濃地域の名物みかんとなっています。「蔵出しみかん」は、11月〜12月頃に収穫された南濃みかんを、室内が5度前後となる貯蔵庫で保存し、1ヶ月以上(約40日程度)寝かせます。こうすることで酸味が程よく抜け、甘味と酸味がちょうど良いバランスとなった、まろやかなみかんが完成します。



蔵出し南濃みかんは1月〜3月頃が旬!

「道の駅 月見の里南濃」では、1月頃から「蔵出し南濃みかん」の販売が始まります。また、ラベルに「蔵出し」と書かれていないものでも、1月〜3月頃にかけて販売されているみかんは全て「蔵出しみかん」だそうです。例年だと3月頃まで販売がされており、冬〜春先にかけて楽しめるみかんとなっています。しかし、今年に限っては気温の変動で数が少なく、2月いっぱいで蔵出し南濃みかんが売り切れてしまう可能性もあるようです。



南濃地域の魅力が詰まった「道の駅 月見の里南濃」

「道の駅 月見の里南濃」は、岐阜県海津市にあり、名古屋から車で1時間程の距離に位置しています(名神高速大垣ICから国道258号を南へ約20分)。


駐車場は100台以上駐車でき、野菜の直売だけでなく飲食テナントも豊富です。さらには気持ちの良い足湯の利用も営業中はいつでも可能となっています。そのため、各地から南濃地域の果物や野菜を買いに訪れる方や、旅の疲れを癒しに足湯を求める方などで、いつも賑わっています。


南濃自慢の果物と野菜が揃う農産物直売所

まず絶対に外せないのが、農産物直売所!先ほどご紹介したみかんも、この直売所で数多く販売されています。海津市の南濃地域は、みかんだけでなく苺やいちじく、ブドウ、キウイ、柿など、一年中果物が採れる産地であるため、季節によって様々な旬の果物が購入できます。 また、みかんで有名な南濃地域ですが、海津市はトマトの生産地としても有名なため、トマトの加工品も多く取り揃えています。


今年から「蔵出し南濃みかん」のネット販売を始められたそうです。こちらは通販サイト産直アウルさんを経由しての販売となっています。

産直アウル https://owl-food.com/products/18357


南濃みかんのみの販売となっているので、みかん加工品や新鮮なお野菜を食べてみたい方は、ぜひ「道の駅 月見の里南濃」へお越しください。


観光客と地域の方の憩いの場 足湯

こちらの道の駅には、観光客だけでなく、地域の方の憩いの場にもなっている足湯があります。比較的温度が高めに設定されているのですが、その背景には地元の常連さんたちの声がありました。元々は温度を低めにしていた足湯ですが、地元の方たちの要望に耳を傾け、徐々に温度が高くなっていったそうです。そして、今では知る人ぞ知る名物足湯となりました。


足湯には手すりがあるため、ご年配の方や障がい者の方にも安心して楽しめます。常連客だけでなく、観光で道の駅に来た方にも非常に人気のあるスポットとなっています。実際に伺った際も、2〜3人のグループが談笑をしながら、足湯に浸かっていました。


新しい人気スポット 食パン専門店やわら家


2019年、新しく「食パン専門店やわら家」がオープンしました。「心と体に美味しい」をコンセプトとしており、地域に寄り添った美味しい焼きたての食パンを提供しています。


こちらのお店では、南濃地域で採れたみかんや苺を使用したフルーツサンドが人気商品となっています。オープン当初からその人気は衰えず、今でも土日になると行列ができるほど。最近では、地元の特産物である菊芋を生地に練り込んだ「菊芋入り やわらか食パン」も人気商品となっています。



南濃みかんを堪能!道の駅名物みかんうどんを実食

南濃みかんを堪能すべく施設内にある「めん処 たちばな」へ伺いました。頂いたのはココでしか食べられない名物みかんうどん!名前の通り、うどんの中に大きなみかんがドドンと乗っています。


写真で見るよりも遥かに存在感のあるみかんに驚きました。みかんうどんは、具としてみかんがトッピングされているだけでなく、うどんの麺にも果汁が練り込まれているため、麺は少し黄みがかっていており、鼻を近付けるとほのかにみかんの良い香りがします。

麺は程よくコシがあり、旨味たっぷりのお出汁とよく絡んで非常に美味しいです。始めはお出汁の味が強かったのですが、徐々に上に乗っているみかんから果汁が溶け出し、お出汁に甘味が追加され、まろやかなお味に。


さらにみかんうどんを楽しむべく、木製杓子の中にミニみかんうどんを作り、堪能してみました。

口の中に入れると、果汁とお出汁が合わさり、麺だけで食べた時よりもサッパリ感が強く、みかんうどんをダイレクトに味わえます。時間の経過や食べ方で、味の変化を何度も楽しめ、一度も箸を止めずにペロリと完食してしまいました。


他にも、ファーストフードコーナーでは、「みかんラーメン」や「南濃みかんソフト」の販売もしています。どれもここでしか食べられない人気メニューとなっているため「道の駅 月見の里南濃」へ足を運んだ際には是非とも食べてみてください。



家でも南濃みかんを堪能!そのまま、チップ、ポン酢!?

道の駅でも南濃みかんを存分に堪能しましたが、家でも堪能すべく農産物直売所でたくさんみかん商品を購入してきました!それぞれ美味しく頂きましたので、紹介していきます。


何度食べても美味しい 蔵出し南濃みかん

まずは、外せない蔵出しみかん!


コタツに入りながら実食しました。皮にツヤがあり、皮を剥く前からほのかにミカンの良い香りが漂います。一房食べただけで、濃いみかん果汁が口の中に広がります。その中に程よい酸味とまろやかな甘味がお互いの良さを引き出しておりジューシーな味わいでした。


一度食べたら止まらない 味感ちっぷ

続いて、南濃みかんで作った「味感ちっぷ」です。こちらの商品は、完熟する前に収穫したみかんを薄くスライスして、ほんのり甘味を付けてオーブンに1枚1枚並べて乾燥させたお菓子です。味感ちっぷは、第1回特産品開発コンテスト大賞を受賞しており、人気の商品となっています。


一口食べると、口の中に甘味と酸味が広がり、ほのかに香ばしい香りが漂います。皮も使っているのですが苦味や渋みはほとんど感じませんでした。薄くスライスされているため、パリッとした新食感が非常にクセになります。


爽やかな香りが堪らない みかんぽんず。

最後は、可愛らしいパッケージが目を引く「みかんぽんず。」!名前の通り、南濃みかんの果汁を使用したポン酢となっています。この「みかんぽんず。」を豆腐にかけて早速食べてみました!


柑橘の香りが漂うポン酢で、マイルドな味わいの中に甘味と爽やかさを感じます。みかん果汁が入っていることでポン酢の酸味が抑えられており、豆腐や鍋以外にサラダにも合いそうです。



まとめ

南濃みかんの魅力と「道の駅 月見の里南濃」を存分に楽しむ方法について紹介しました。南濃地域の気候と、農家さんの愛情で作られた、ここでしか食べられない南濃みかんを是非とも食べてみてください。


「道の駅 月見の里南濃」は、現在17周年を迎え長年愛される道の駅となっています。その中で、毎年試行錯誤をしながら地元で採れた作物の良さを広めるために、美味しい野菜や果物を販売しています。


岐阜県にお越しになった際には、訪れてみてはいかがでしょうか。



■ 道の駅 月見の里南濃


ホームページ

http://tsukimi-no-sato.com


住所

〒503-0413

岐阜県海津市南濃町羽沢673-1


電話番号

0584-58-0258


営業時間

8:00-18:00

※ テナントは各テナントにより異なります。


定休日

年始(1月1日)のみ


アクセス

名古屋から車で約1時間

名神高速大垣ICから国道258号を南へ約20分



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